CSMは、知的生産のためのインフラ

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創造性が発揮されるには条件がある

環境が整えば、道具・技術が必要です。創造の技術とは、発想の技術、柔軟に物事を考える技術、想像する技術です。これらの技術を部下たちが自発的に身につけていけば理想的ですが、現実的にはそうでないことが少なくありません。組織としてそれぞれの技術を社員に教え、トレーニングしていくことが求められます。

創造する動機にも気を配る必要があります。

創造とは、それ自体がワクワクするものです。ただ、自発的なサイクルに持っていくために、何らかのインセンティブを用意して外から動機づけをしてあげることも大切です。インセンティブは金銭的な報酬でなくてもいいのです。創造的な良い仕事をした部下を周囲の人にわかるように評価したり、より創造性が求められる仕事を任せるなど、さまざまな工夫ができるでしょう。

こうして環境、道具・技術、動機がそろうと、各々が持つ知識と経験が化学反応を起こして、創造性が発揮されていきます。環境、道具・技術、動機は、いわば知的生産をするためのインフラです。知識と経験だけがあってもインフラが整っていなければ宝の持ち腐れになるし、逆にインフラだけがあっても知識と経験がなければ創造は生まれません。

知識、経験。そして環境、道具・技術、動機。これらがすべてかみ合ったときに、まわりが驚くような創造性の高い仕事につながるのです。

(※『ビジネススキル・イノベーション』第7章 時代の潮流をつかむ(プレジデント社刊)より)

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