「で?」という反応には話を即ストップし、ラッキーと受け止める
過去に、誰かに何かを話していて「で?(何が言いたいの?)」と言われたことはありますか?
話の途中で「で?」と言われると、「自分はうまく話せていないんだ」と自覚して、申し訳なさを感じたり情けなくなったりします。萎縮したり、それ以上話すのが怖くなる人もいるかもしれません。
相手からそのように言われたとき、受け止め方と挽回方法にはコツがあります。
1.「ラッキー」と受け止める
「で?」という反応を貰えてラッキーだった! と受け止めましょう。
無意識に背景情報ばかり説明していることを知らせてくれています。
今すぐ軌道修正すれば挽回できます。チャンス到来です!
2.背景事情の説明を止める
まずは、黙りましょう。
いくら説明の途中だとしても、「で?」のサインをもらったら即ストップ!
くれぐれも、ここで追加の説明をしないようにしてください。火に油を注いでいるようなものです。
あなたの説明が足らないわけでも、相手がさらなる説明を求めているのでもありません。相手はただ、結論が知りたいだけなのです。
「結論としては」という言葉を使って話す習慣をつける
3.結論を伝える
シンプルに、結論を伝えましょう。
ここまでに色々説明したことは、一旦ストップして横に置いてOKです。
ここでは、話し始め方が最大のポイントです。
「結論としては」という言葉から話し始めると、シンプルにまとめやすくなります。
相手が「で?」と言ってくれたらサインになるので対応できますが、1分スピーチやプレゼンなど、1人で話すシーンでは、つい背景事情の説明から話し始めがちです。
「結論としては」という言葉を使って話す習慣をつけると、いざ緊張したときにも結論から話せるようになります。
あなたの話し方をわかりやすくしてくれる言葉ですので、ぜひ使ってみてくださいね!