「アバター」は「神の化身」

時空を超えて現世に現れた神の「化身」である「アバター(avatar)」も同語源。

tereは接頭辞trans(超えて、越えて)の基になり、transfer(移す、移る)、transform(変形させる)、transit(通過)、transition(推移)、translate(翻訳する)、transmit(送信する)、transport(輸送する)、trance(催眠状態)などの同系語がある。

やや形は変わるが、through(~を通って)やthorough(完全な)のほかに、心に突き通すような感覚から「スリル、ぞくぞくさせる」のthrillやthrillingなども同系語である。

やがて、人口の増加に伴ってミードの供給が追いつかず、高価なものとなったため一般市民は祭礼など特別な時以外は飲むことができなくなった。

アバター
写真=iStock.com/ST.art
「アバター」は「神の化身」(※写真はイメージです)

ゲルマン人が愛飲した「ビール」

そこで、ミードに代わってゲルマン人たちによって飲まれるようになったのがビールだ。

ゲルマン人は野牛の角で作った杯、つまり「角杯(drinking horn)」でビールを飲むことを常としており、大酒飲みとして知られていた。

一度羽目をはずすとローマの重装歩兵部隊も恐れおののくほど全く手の付けられない状態になるのが常であったようだ。

ゲルマン人の身体的な特徴としては、碧眼、金髪、長身などが挙げられる。

発掘された人骨やサンダルなどの出土品から平均的な男性の身長は170cm程度であったと推定されている。

ローマ人は自分たちより20cm近く身長の高いゲルマン人が暴れまわる姿を見ただけで恐れおののいたであろうことは容易に想像できる。