箱根駅伝史上初お目見えブランドデビューか
それは、スイス発のランニングブランドであるOn(オン)だ。佐藤は出雲駅伝と全日本大学駅伝でこのブランドの「クラウドブーム エコー 3」(税込3万2780円)という厚底シューズで区間賞を獲得。トラック10000mでは同社のスパイクで日本人学生歴代2位の27分28秒50(U20日本記録)をマークしている。箱根駅伝でも爆走すればOnが、一躍注目を浴びることになるだろう。
もちろん、アシックス、ミズノの日の丸ブランドも負けていない。両者ともシェアを少しずつ上げており、今大会でも数字の上積みを虎視眈々と狙っている。
学生ランナーたちの正月決戦は24年のシューズ市場を占う意味でも非常に重要な舞台になる。どんな戦いになるのだろうか。