無免許運転の元県議も「不適切発言」で政界を追われた

ことし9月、中山真珠県議が無免許運転で検挙された後、代行運転を使ったという説明の虚偽がばれた。

中山県議は無免許運転が理由ではなく、その後の不適切発言がもとで辞職を迫られ、政界から身を引かざるを得なかった。

つまり、「不適切発言」が中山県議を辞職させたのである。

川勝知事の頭の隅には中山県議の辞職もちらつき、「不適切発言」という単語そのものを消してしまいたかったのだろう。

これまでは、ごまかしと言い訳を繰り返して逃げてきたが、今回は県議会本会議で謝罪してまでも知事の座を死守したかったわけである。

6月県議会では最終日に政局となり、知事不信任決議案を提出する事態にまで発展した。9月県議会も最終日に「不適切発言」が問題となりもめた。

今回も何らかの騒ぎが起こるのであれば、12月21日の県議会最終日であろう。

次期知事選まで残すところおよそ1年半

ただ自民党県議団も打つ手に欠けるのだ。

11月23日に、2025年6月の県知事選候補者を検討する自民党県議団の会議が非公開で開かれた。

県議によると、現在候補者は未定だという。実際のところはわからないが、有力な名前は挙がってこない。

12月県議会最終日に川勝知事と本当に対峙たいじするのであれば、自民党県議団は知事候補者の検討を終えていなければならない。知事候補者が白紙の状態で戦うことなどありえない。

一方、国政では、自民党安倍派の裏金疑惑で、自民党に逆風が吹いている。万が一、川勝知事が辞職したとしても、選挙戦で勝てる見込みは非常に薄い。

もし、いま選挙戦となっても、自民党にいじめられている川勝知事へ大量の同情票が集まるのがオチである。

2019年12月に「ヤクザ、ゴロツキ」「県会議員の資格はない」とくそみそにけなされた自民党県議団だが、その後1年半もあった21年6月の県知事選で候補擁立に手間取り、結局、自民党推薦候補に約33万票の大差をつけられ川勝知事の圧勝を許した。

12月県議会が閉会すれば、同じく知事選まで1年半となる。前回同様に候補者を決めていないのであれば、現在だけでなく、前途も厳しいだろう。

ただ、政治の世界はどうなるのかはわからない。自民党県議団と川勝知事の対立は21日最終日まで目が離せない。

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