「損得勘定で動く」のは悪いことではない

「人から信頼を得るためには損得勘定で動かないといけないの?」と、嫌悪感を感じる人もいるかもしれません。

ここで断言しておきますが、損得勘定で動くことは悪いことではありません。

本当の良い人間関係は、損得から始まり損得を超えたときに生まれます。

コミュ力を高めるために、そして人に好かれるために一番大切なこと、それは「どうしたら目の前の人が喜ぶか?」を常に考えること。

タバコの銘柄や飲んでいるコーヒーなど、「これを覚えておいたら、この人は絶対に喜んでくれるはず」と思えることは、メモしてでも覚えておきましょう。

木の背景にコーヒー
写真=iStock.com/manbo-photo
タバコの銘柄や飲んでいるコーヒーなどを覚える(※写真はイメージです)

「自分を大切にしてくれる人」に心を開く

それ以外でも、好きな服のタブやネクタイの柄、スニーカーのブランドなど、目を光らせるべきポイントは無数にあります。

人は自分を大切にしてくれる人に心を開きますが、ともすると自分自身よりも、自分が大切にしている存在を大切にしてくれる人を好きになります。

例えばお子さんやペットの名前、誕生日なども忘れずにお祝いしてもらって嬉しくない人はいないです。

コミュ力をなんで上げたいのか?

なぜ人に好かれたいのか?

すべては自分のメリットから始まりますし、それでいいのです。

はじめは、自分のメリットのためだけに人に親切にしてもかまいません。

そうしているうちに、少しずつあなたは無意識に喜ばれる行動を取れる人に変わっていくことになります。