アメリカ人の4%が信じている

マーク・カーランスキー『大きな嘘とだまされたい人たち』(あすなろ書房)
マーク・カーランスキー『大きな嘘とだまされたい人たち』(あすなろ書房)

「宇宙から来たトカゲが人間に扮し、地球を征服しようとしている」という説を疑うのに、なにも星座まで否定しなくていい。しかし現実には、トカゲや星座など、トカゲ論全般を信じている人もいる。

世論調査会社のパブリック・ポリシー・ポーリングは、2013年4月、「アメリカ人の4パーセントは、トカゲ人間の存在を信じている」という結果を発表した。もしそうならば、1200万人ものアメリカ人が、少なくともトカゲ人間が存在する可能性を考えていることになる。

トカゲ人間はいると信じているが、トカゲ人間からの報復を恐れ、公に認めようとしない人は、もっと大勢いるのかもしれない。

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