鉄が熱くなるかは誰にもわからない

一方、「熱い時に」というのは、文字どおり「熱い時」であって、鉄が熱くなるかどうかは分かりません。

例えば、「成長こそが君の幸せに繋がるんだ」といくら言っても、その言葉に熱くなるか、熱くならないかは、その人次第です。

北原孝彦『たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方』(横浜タイガ出版)
北原孝彦『たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方』(横浜タイガ出版)

そもそも成長したいと思っていない人からすれば、「成長こそが君の幸せに繋がるんだ」と言われてもピンと来ないでしょうし、その言葉に揺さぶられて、心が熱くなることもないでしょう。

熱くなるかどうかは分からない。でも仮に熱くなったとしたら、その時には、その人を叩いてあげればいい。「鉄は熱い時に叩け」という言葉には、そうした意味合いが込められています。

「北原さんって、けっこうドライですよね」

最近は、人からそのように言われてしまうことがあります。

たしかに僕の言動はドライに感じられるかもしれませんが、僕からすると「ただ熱ければいいというものではない」という考え方が前提としてあるのです。

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