会社人間だった人は、家事にどんどん手を出しなさい

このような事実も逆算して孤独感対策に応用するならば、会社人間だった人は、年を取ったら今までやらなかった家事にどんどん手を出すようにしていけばいいのです。

買い物はもちろん、掃除や洗濯、料理に凝るのもいい。アイロンがけだって裁縫だって、トライしてみればなかなか難しくて、それがまた面白いでしょう。

高田明和『65歳からの孤独を楽しむ練習 いつもハツラツな人』(三笠書房)
高田明和『65歳からの孤独を楽しむ練習 いつもハツラツな人』(三笠書房)

「家事を究める」も老化を遅らせることにつながるのです。

やってみればあらゆるものは奥深いし、上達することが生きがいにもなってきます。

たとえ自分だけしか食べない食事でも、凝りだせばだんだんと楽しくなります。

それでもどうしても淋しいのであれば、それこそSNSでも発信してみてください。

SNSは、たった数回で誰も反応してくれないとあきらめてはいけません。もてあましている時間を味方につけて日々のアップ回数を多くし、数週間、数カ月と根気よく発信し続けていれば、やがて誰かが反応してくれるでしょう。

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