「この人はどうしてこう考えるのか」
もし相手から自分とは異なる視点や考え方が出てきた場合には、以下のような考え方をしてみましょう。
「この人はどうしてこの考え方をするのだろう?」
「この人の視点で物事を考えてみたら、自分にはどう映るだろうか?」
相手の視点に興味を持ち、知ろうとすることで、自分の世界も広がるでしょう。
ここでもし、相手の考え方や意見を頭から否定してしまうと、深いコミュニケーションが難しくなってしまいます。相手の視点から学ぶ姿勢を持ち反論しないことが、否定を避けるコミュニケーションの鍵です。
正論を言う人は相手を追い詰めている自覚がない
困っているとき、正面から正論をぶつける人がいます。
「泣いても解決しないから」
「確認不足が原因だね。しっかりしなよ」
「それは○○ができなかった、あなたが悪い」
このように、言わなくてもわかっているような正論をぶつけてくる人には、悪気がないことがほとんどです。その人の言葉は、決して間違っていません。ぐうの音も出ないくらい正しい。しかし、だからこそ、それを言われた相手は追い詰められてしまいます。
正しい言葉を伝えることが、その場の正解であるとは限りません。相手の話を聞いた後、すかさず正しい意見を言ってしまうと、相手は「あなたの考えは間違っている」と言われたように感じてしまいます。「正しさ」を正面から伝えると、「否定された」と受け取られてしまうことがあるのです。
正論を言う人に、相手を追い詰めている自覚は全くありません。むしろ、相手のためになっていると思い込んでいる可能性もあります。また、「知らない相手に教えてあげたい」「よくなってほしい」と思って、親切心から言っている人もいます。
正論をぶつけられると、相手は逃げ場を失ってしまいます。正論は正しいからです。
だから正論を言わないようにしましょう。「正しいからこそ言われるとつらい」という相手の気持ちに配慮し、正論をぶつけるのではなく、まずは相手の本音を引き出すこと。相手にどんな事情があって、どんな考え方をしているのかを、詳しく知ろうとしてください。