労働力人口の大幅減少で、高齢者が働く機会は増える

もちろん、前項で挙げた例のように、退職金がもらえる場合でも、定年後も働いて、その収入の一部を積立投資に回せば、資産をさらに大きくできます。

高齢になっても仕事があるのか、心配になる人もいるでしょう。

心配には及びません。仕事はたくさんあります。

中野晴啓『50歳からの新NISA活用法』(PHPビジネス新書)
中野晴啓『50歳からの新NISA活用法』(PHPビジネス新書)

今から10年も経つと、間違いなく日本の労働力人口は大幅に減少します。現役の働き手が大きく減少してしまうのです。高齢者にとっては働く機会が増えることになります。

恐らく、これからは70歳定年が当たり前になるでしょう。勤めている会社が70歳定年制なら、そこまで働けばいいと思います。

あるいは、雇用延長で収入が激減するのを避けたいのであれば、雇用延長になる手前の60歳まではある程度の給料をもらって働き、その後、自分の持っているスキルを活用して転職するというのもアリです。70歳定年制が当たり前になるのと同じように、60歳で転職活動をするというのも自然に受け入れられていくのではないかと思います。

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