60歳を過ぎて若さと健康を保つためには何を食べるといいか。管理栄養士の森由香子さんは「後期高齢者の食生活は、一日5食だったりおやつを食べたりして、幅広く栄養をとることが大切だ。とはいえ料理がつい面倒という人は、缶詰や惣菜、レトルト食品を利用するのでもいい」という――。

※本稿は、森由香子『60歳から食事を変えなさい』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

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食欲がわかない後期高齢者に、1日5食をおすすめする理由

60歳前後の人はそれほどでもないのですが、75歳くらいになって後期高齢者と呼ばれる年齢になってくると、食が細くなってしまう人の割合はかなり増えてきます。