プロだアマだと壁を作ってはいられない

小林や山田の念頭にあったのは、少子化と野球人気の低下だ。懸案は出生数が減り続け、野球人口が輪をかけて減っているということ。それを打開するために、プロだアマだといつまでも壁を作ってはいられない。

長野県内の野球を扱う専門誌編集人の小池剛(55歳)は取材を通して危機的状況を肌で感じていた。

「中学の野球部員は10年ちょっと前、全県で5000人以上いたんですが、今は2000人台で半減です。サッカーやバスケ、バレーも減っていますが、割合でいうと野球が一人負けです」