現職(前職)より給与が下がりますが、大丈夫ですか?

【面接官が知りたいのはココ】
受け入れてもらうのが大前提
その上で、入社意欲や入社後の給与アップ策をPRしてほしい

同じ仕事でも、給与額の支給基準は会社によって異なります。そのため「転職により給与ダウン」は充分にあり得ます。

いきなり増額交渉を持ち出すのは、もちろんNGです。面接官は、給与が多少下がるとしてもぜひ当社で働きたいという強い決意、覚悟を聞かせてもらいたいのです。

たとえば、「御社の○○業務に就いて△△製品を扱いたい思いが強くて、今回の転職に踏み切った次第です。お金についてはあまり執着していません」というように、受け入れ可能な理由をちゃんと説明してもらいたいと思っています。

さらに、低額条件をそのまま飲むのではなく、「入社後に頑張って今以上の給与をとる!」というPR、もしくは今までの実績や入社後の目標数字必達を約束するなどの「売り」を再アピールして「有能さ」を認めてもらい、年収アップを交渉する方法もアリでしょう。

面接官は、有能な人材なら多少コストがかかっても欲しいからです。

たとえばこういう人の場合

25歳男性、大卒。新卒入社した会社で勤務中。今回は2社目の転職で、現職よりも企業規模が小さい同業種企業の同職種への応募。

NG!
大丈夫です、たとえ半分になっても御社で頑張ります。

↑本当に半分でも大丈夫なのか、この後にちゃんと説明してください。

OK!
はい、覚悟はしています。というのも、給与額よりも御社で働くことが、今の私の最優先事項ですので。
確かに給与だけについて言えば、現職と同等の額は頂きたいのが本音です。
しかし実際まだ御社で何の実績もあげておらず、まだ誇るべき十分な経験・スキルを保有しているわけでもないので、贅沢を言える立場ではないと考えています。
ですので、御社から提示される額に従いたいと思います。
ただし、入社させて頂く以上、一生懸命仕事に励み、必ず求められる以上の結果を出して、同年代の誰よりも高い給与が取れる人物になっていきたいと思います。

↑給与について本音を語った後に、応募企業の条件を受け入れる理由を丁寧に伝えています。また入社後の頑張りも期待できますので、面接官も納得するでしょう。

当社は残業が多いのですが、大丈夫ですか?

【面接官が知りたいのはココ】
大丈夫が大前提だが、「24時間働きます」は白々しいよ
残業の多さに対する考えや対処法について、具体的に語ってほしい
「はい、24時間フル稼働できます」は、明らかに白々しいでしょう。
2人の面接官のいる面接
写真=iStock.com/kazuma seki
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