予備校だけで2000万円かかるケースも

では、もう少し具体的な金額をご紹介しましょう。

高校入学と同時に、ある有名医学部専門予備校に入り、浪人2年目で合格を勝ち取った場合にかかる費用の一例です。

現役で医学部に合格する生徒は国公私立大学全体では約13%(国公立大学のみは約30%)といわれており、2浪して医学部に合格するケースが多いため、次に挙げた費用はほぼ平均的なものといえます。

ここには、夏期・冬期講習の費用は入っていませんから、さらに、プラスαの費用がかかります。

親も戦っている

医学部に進学した場合の学費の高さはよく知られていることですが、すでにその準備段階から高額の費用を覚悟しなければならないのです。

このように、親にとっても、医学部進学によって経済的に大きな負担を強いられます。

麻生元財務大臣による「老後2000万円問題」は大きな関心を呼びましたが、両親からすれば、老後の前に2000万円が必要となるのが医学部の世界。子どもが過激な受験戦争の真っただ中にいるときに、親もお金と戦っているのです。