倉持淳子さんからのアドバイス
いつも持ち歩いているのはB6サイズの手帳です。日々の予定は週のページで管理しますが、目標管理に使うのは1カ月の見開きページ。いろいろと書き込むので、余白部分が大きいものがいいです。
紙の手帳を使うのは、手書きにこだわりがあるから。手帳には自分の成果や行動を数値化して記録しますが、ひと手間かけて手で書き込むからこそ、数値を自分のものとして捉えることができるようになります。
手書きの重要性をとくに実感したのは、マネージャーになったときですね。各営業所から上がってくる数字をPCの画面で眺めているだけでは、数字が他人事になってしまい、うまくコミットメントできなかった。ところが同じものを自分の手で手帳に書き込み、毎日目に触れる状態にしたところ、途端に数字が自分のものに。上のポジションになるほど手書きの効用を実感できるはずです。
(相澤 正、久間昌史=撮影)