なぜ、2人はこんなにも違ってしまったのか

雅子皇后の「試練」というのは、6月に岩手県陸前高田市で開催される「全国植樹祭」や、下旬には国賓としてインドネシアを訪問する予定が進められているため、雅子皇后の体調が不安視されている。だが、彼女には心身ともに支えてくれる天皇と長女・愛子さんの存在があり、2人がいればどんな試練も乗り越えられるという家族の深い愛情物語である。

天皇家は家族が結束していてあたたかい家庭を営んでいるが、秋篠宮家は夫婦仲も冷え切っていて、娘2人とは意思疎通もままならず、その憤懣を爆発させるように、秋篠宮家に紀子さんの「般若怒声」が響き渡っているというのである。

なぜ、紀子さんが雅子皇后と比較され、ここまで週刊誌にバッシングされなくてはいけないのだろう。

たしかに、雅子皇后が皇太子と結婚するまでの経歴は輝かしいものがある。ハーバード大学卒業後東大に入り、中退して外務省に入省。その後、英国のオックスフォード大学に留学。若手外交官として活躍し、優れた語学力を生かして日米首脳たちの通訳なども務めたことがある。

紀子さんのほうも、大学教授であった父親と一緒に外国暮らしをして、語学力には定評があるが、秋篠宮との結婚が決まった時には「3LDKのプリンセス」といわれたように、庶民派としての彼女を国民は熱烈に支持したのである。

しかし時が移り、2人の生き方や考え方は違ってしまったような気がするのだが。

二重橋
写真=iStock.com/redtea
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この問題をチャットGPTに聞いてみたら…

暗愚で無智な私は、今話題のチャットGPTに聞いてみることにした。以下がその回答である。

「一つは、令和の時代になって、雅子皇后が皇后としての役割を果たしていることです。天皇陛下の退位に伴って、雅子皇后は皇太子妃から皇后になられました。それは今よりも大きな身分の差となり、雅子皇后は皇后として公務も増えました。その中で、雅子皇后はお身体が万全でないことを乗り越えて、国民や外国の賓客に対して気品と優しさを持って接しています。その姿に国民は感動し、賞賛する声が多くなっています。

もう一つは、紀子妃が秋篠宮家の問題に対処できていないことです。長女の眞子さんと小室圭さんの結婚をめぐる騒動が続いており、紀子さんの対応に批判が集まっています。眞子さんは小室圭さんと結婚して皇籍を離脱する意向を示していますが、小室圭さんに対する国民の評判は芳しくありません」