やりやすい環境は一人ひとり違う
また、「やるべきことを、やりやすい環境」は、あたりまえですが子どもによってちがいます。だから、その子の様子をよく見ないといけません。
・どんなときにうまくいったか、どんなときにうまくいかなかったか
・なにが得意で、なにが苦手か
・集中していられるのはどのくらいの時間か
・我慢強いかどうか
・天気や気圧で調子を崩さないか
・助けを求めるスキルがあるか、ないか
・なにが得意で、なにが苦手か
・集中していられるのはどのくらいの時間か
・我慢強いかどうか
・天気や気圧で調子を崩さないか
・助けを求めるスキルがあるか、ないか
こんなことを考えながら「適切な環境」を整えていかなければなりません。
特別支援学校で子どもたちに行うサポートや教育は「オーダーメイド」です。一人ひとりちがいます。
障害の程度や種類、家庭環境、住居の状況などで、できるサポートも異なります。
だから、すぐにはうまくいきません。絶対の正解もありません。
環境を整えるわたしたちも肩肘を張らず、「少しでも、やりやすい」環境をまずは目指していきましょう。
「どうやったらうまくいくかな?」を、その子の能力や努力の外側から助けられないか考えていけたらいいですね。
「たのしいこと」「うれしいこと」ならまたやりたくなる
あなたが「またやりたくなる」のはどんなことでしょうか。
推しのライブに行くこと?
風呂上がりにビールを飲み干すこと?
キャンプに行くこと?
映画を観ること?
風呂上がりにビールを飲み干すこと?
キャンプに行くこと?
映画を観ること?
どんなことにせよ「たのしいこと」「うれしいこと」「おいしいこと」「心地よいこと」などポジティブな理由が並びます。
反対に、「しんどいこと」「つらいこと」「悲しいこと」しかないのに「またやりたくなる」なんてことはないですよね。あたりまえです。特別支援学校に通う子どもたちも、みなさんとおなじように「たのしいこと」「うれしいこと」なんかは永遠にやってくれます。YouTubeなんて8000時間見てくれます。
この「またやりたくなる」をうまく導くことができれば、子どもの「できること」が増える確率がグッと上がります。
まずは、「たのしいこと」「うれしいこと」をベースにしながら「またやりたくなる」の中身を、もう少し考えてみましょう。