「早速のご返信ありがとうございます」がふさわしい場面
久しぶりの相手であれば「ご無沙汰しております」「その後、いかがおすごしでしょうか」、メールを何回も送る場合には「立て続けのご連絡で失礼いたします」といった文面を入れてください。
ちなみに社内の同僚などが相手であれば、シンプルに「お疲れ様です」のみで十分です。
なお、相手からの返信を受けての場合には、「お世話になっております」という名乗りに続けて、「ご返信ありがとうございます」といった文面を入れるのが基本ですが、メール対応が早かった場合には「早速のご返信ありがとうございます」といった文面も使うといいでしょう。
「よろしくお願いいたします」を使いこなす派生フレーズ
結びについては「よろしくお願いいたします」が基本フレーズですが、最後のフレーズは極めて重要です。最後の印象こそが、この先も印象として残る心理効果(親近効果)があるからです。
業務連絡で丁寧に伝えるなら、下記のように言葉を付け足します。
「どうぞ、よろしくお願い申し上げます」
「何卒、よろしくお願い申し上げます」
取引先との仕事が継続中であれば、
「引き続き、よろしくお願い申し上げます」
さらなる協力を求めたいなら、
「今後とも、お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます」
ちょっと難儀な依頼をしたのであれば、
「勝手なお願いで大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます」
確認事項を伝えたのであれば、
「ご確認のほどよろしくお願いいたします」
返事を求める場合には、
「お手数ですが、ご返事いただければ幸いでございます」
「ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます」
といった文面を使います。
相手との対面を願うときには、
「お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」
対面や出席の約束があるときには、
「お会いできることを楽しみにしています」
「ご参加をお待ちしております」
という言い方をするようにしましょう。
「取り急ぎ、よろしくお願いいたします」
「取り急ぎ、お礼申し上げます」
といったフレーズも多用します。これらは、本来であれば丁寧に報告したりお礼を伝えたりすべきところを、急いで伝える必要がある場合などに用います。