春秋
日経版「天声人語」。歴史蘊蓄からネット隠語まで
●連載開始/1903年
●掲載日/毎日
●掲載場所/1面
始まりは「中外日記」。夕刊で連載を続け、1965年10月「春秋」に。79年1月より朝刊1面に移る。社説とは異なり、経済ネタ以外にも積極的。「××と呼ぶそうだ」としてネット隠語を紹介することも。執筆は複数の論説委員が手がけている。
こころの玉手箱
主な対象者は「履歴書」未満も、カラー写真が魅力
●連載開始/2006年1月
●掲載日/平日
●掲載場所/夕刊・最終面
2005年末の紙面改革で新設された夕刊文化面の連載。思い出の品のカラー写真を添えつつ、著名人が人生の転機を語る。対象は「私の履歴書」の未登場者だが、大和ハウス工業の樋口武男会長など、本欄登場後に「履歴書」に出る場合もある。
経済教室
新聞では異例の長文掲載機会も多く、学会注目の的
●連載開始/1948年8月
●掲載日/平日
●掲載場所/経済教室
経済・経営の専門家が寄稿。平日毎日の掲載で、専門家からの注目度は高い。論調は固定化されておらず、ときには社説と真っ向から対立する論文が載ることもある。なお初回のテーマは「世界の仲間入りに必要な為替レート」だった。
求人広告
「高級紙」ならでは。他紙と比較すると読者層が見える
●掲載日/毎週日曜
●掲載場所/広告ページ
記事ではないが、毎週日曜日に載る求人広告は他紙と全く違う。ブルーカラー向けは見られず、専門職など高待遇の求人が多い。外資系企業や大使館は英語表記だけの求人広告も出していて、出稿元が日経読者をどう見ているかがうかがえる。
※すべて雑誌掲載当時