【早稲田大学高等学院 内部進学率96.7%】
大学直系の男子中高一貫校。高入生が多い
高校は1920年開設。私服通学OKで自由な校風。もともと大学内にあったが、56年に練馬区上石神井に移転。2010年に中学部を設置。高3ではゼミ形式の指導を通じて1万2000字以上の卒論を執筆。付属中学部あり。
【早稲田大学本庄高等学院 内部進学率98.8%】
高校のみ。2時間かけて通う生徒も
埼玉北部の本庄市に位置し、新幹線の駅が敷地内にある。早稲田大学創立100周年の1982年に開設。寮もあり2018年には女子寮を新築。教科センター方式で、各教科ごとに教室が分かれていて生徒が移動する。
【早稲田実業学校高等部 内部進学率97.8%】
(他大学の主な合格実績 東京2、慶應5、上智4)
唯一の12年間一貫教育
付属・系属校の中で、唯一初等部がある。系属校だが、ほぼ全員が早稲田大に内部進学する。商業科があったが、2002年に共学化とともに廃止された。もともと早稲田鶴巻町にあったが01年に国分寺に移転。付属初等部・中等部あり。
【早稲田高等学校 内部進学率52.0%】
(他大学の主な合格実績 東京29、京都2、東北1、大阪1、一橋2、東京工業2、慶應50)
半数は難関国立大を狙う男子一貫校
1895年に大隈重信の理念に基づき坪内逍遥が設立。1979年に早稲田大の系属校に。早稲田大の前に立地しながらも、系属校で内部進学は約半数。もう半数は東大などの難関国立大に進学する。付属中学校あり。
【早稲田摂陵高等学校 内部進学率8.4%】
(他大学の主な合格実績 中央1、関西28、関学30、立命館26、同志社6)
2021年度以降の中学の募集を停止
大阪繊維工業高校が起源。2009年に早稲田大の系属校になり、10年に共学化。早稲田大への進学枠は40人程度と学年の13%程度。実際の進学者数は10%を切ることが多い。
【早稲田佐賀高等学校 内部進学率48.0%】
(他大学の主な合格実績 東京1、大阪1、一橋2、九州4)
寮があり九州だけでなく、首都圏からの生徒も
2010年に大隈重信ゆかりの地である佐賀に系属校として開校。生徒の約6割が寮「八太郎館」に住み、首都圏や大阪、福岡から生徒が集まる。早稲田大への進学枠は50%程度。国立大への進学者もいる。付属中学校あり。
【早稲田渋谷シンガポール校】
渋谷教育学園との共同経営学校
保護者が日本以外に居住しているか勤務していることが入学の条件。1991年に渋谷教育学園が設立し、2002年に早稲田大の系属校に。早稲田大には82人の内部進学枠がある。