東日本大震災からの復興について、そのスピードの遅れが指摘されている。財源の確保が大きな問題になっており、そこで注目されているのが「休眠預金」の活用である。アイルランド、イギリス、韓国では休眠預金を福祉などに活用している例があるそうだ。

休眠預金とは、長期間、引き出しや預け入れが行われていない預金のこと。具体的には、最後に入出金した日や定期預金の満期日から、銀行では10年間、ゆうちょ銀行では5年以上経過し、預金者と連絡がつかないものを指す。

転職前の会社で給与振り込み用に開設した口座を何年も放置したままにしている人は少なくないはず。埃を被った通帳を見たら残高数百円だった、という経験をお持ちの方も少なくないだろう。

(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)
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