「東大生」はもはや職業

もっといえばやはり、AOや推薦合格者よりも一般入試に合格した人の方を企業としても採用する場合が多いです。「一般入試で頑張って有名大学に合格した人間」を評価したがる、「努力神話」が根付いているのです。

ここであえて極論しましょう。受験とは、「就職活動」の一環だと定義してしまっても差し支えないのではないでしょうか。

だって考えても見てください。東大生って、立派な「職業」ですよ。

東大生タレントがたくさんいて、それだけでお金儲けしています。東大生で勉強法の本を出す人間がたくさんいます。「東大生が作った塾です!」とか「東大生が集まって起業しました!」というような会社であればいろんな投資家からの出資が見込めます。

有名大卒であれば時給5000円のバイトにもありつける

ここまで「東大は儲かる」という話をしてきましたが、東大とお金儲けが直観的に結びつく方は少ないのでしょうか。

僕も、東大生に「机上の勉強はできるけど実社会のビジネスには疎い」というイメージがあることは否定しません。正直、周囲の東大生を見ていて、「学歴を使えば社会でいろいろなことができるのにもったいないなあ」と思うことはよくあります。多くの東大生ですら東大の価値を知らないのです。

ただ、東大が「儲かる」ことに気付いた一部の目ざとい東大生は、非常に合理的に東大ブランドを使って商売をしています。

まず、誰でもわかる簡単な話から始めましょう。「東大生 バイト」と検索すれば時給5000円で家庭教師のバイトにありつくことができます。時給5000円ということは、月100時間やれば50万円です。大学に通いながらでも、年収600万を手にすることができます。

これは東大に限りません。京大生や早稲田生や慶應生も、同じように高単価なバイトにありつけます。

そして恐ろしいのが、これがほんの序の口でしかないということです。東大ブランドをさらに使い倒す方法があるのです。

僕は東大生という肩書きの使い方は大きく3つあると考えています。「イメージ」「人脈」「最低保証」です。この記事では、最初の2つについてお話しします。