日常に追われても「理想」を忘れない方法

私たちは、何歳になろうと、どんなタイミングであろうと、思い通りに咲いていくことができます。

けれど、そのことを信じられなかったり、忘れてしまうことがあります。

なぜかというと、どんな理想を思い描いたとしても、私たちが過ごすのは、昨日となんら変わらない「日常」だからです。

その日常の中には、うまくいかないことも数多くありますし、何もできない自分に落ち込むこともあるでしょう。私も、よくあります。

でも、そんなときこそ、意識するようにしています。

思い描いている「理想のステージにいる自分」を。

もしかしたら、理想を抱いていることや、理想のステージを意識していることを、周りに知られたくない、と思う人も多いかもしれません。理由は、先ほど書いた通り、「そんなの、キレイゴトかな?」と思ってしまうから。

だから、なんとなく気恥ずかしさを感じてしまうこともあるでしょう。

公務員時代は、理想を口にすることが恥ずかしかった

夢や希望を語り合う仲間が周りにいないのだとしたら、なおさらです。私たちは「みんな一緒」に安心しますからね。私も、公務員時代は、理想を口にすることに恥ずかしさを感じ、あまり人に言えませんでした。

しかし、周りにそんなことを言っている人がいないのだとしても、流される必要はありませんし、長いものに巻かれる必要もないのです。

それに、そもそも、理想のステージにいる自分は、周りに流されることはないだろうな、と思いませんか?

中山ゆう子『わたしは「私」を諦めないことにした』(青春出版社)
中山ゆう子『わたしは「私」を諦めないことにした』(青春出版社)

そう。理想のステージにいる自分を意識した瞬間に、あなたは理想の自分になっていくのです。そのあなたが、今のあなたを引っ張り上げてくれるのです。

なぜなら、理想のステージにいる自分として、思考し、行動するようになっていくからです。

すると、「私の人生、こんなものなの?」と思うことも少なくなり、いつの間にか、勝手に理想に近づいています。

ぜひ、この瞬間から意識してくださいね!

そして、迷ったり、言い訳しそうになったりしたら、こう考えるのです。

「あのステージにいる私なら、どうするだろう?」

【関連記事】
ブッダの言葉に学ぶ「横柄でえらそうな人」を一瞬で黙らせる"ある質問"【2021上半期BEST5】
「結婚はコスパが悪い、でも孤独死はしたくない」せっせと働き、貯金を続ける"高収入女性"の理屈
「私なんか、全然ダメです」自己肯定感の低い人の"呪い"を解くシンプルな習慣
なぜ、乳がんで「生存確率50%」の宣告を受けた私はキャッシュで首都圏に4LDKを買ったのか
ビジネスセンスのない人ほど「働きがい」「利益が出る」という言葉を使う根本原因