ニセ科学にハマる人は、ほかのニセ科学にもハマりやすい

健康食品・サプリには時に健康障害を起こすものも多々ありますが、水商品は「副作用が少ない」のは、いい面です。

多くは、届出には最終製品を用いた臨床試験または機能性関与成分に関する論文や文献調査が必要ですが、割と容易に受理しやすい「機能性表示食品」にもなっていません。単なる清涼飲料水で、薬機法や景表法ぎりぎりで、曖昧に効能らしきことを述べるだけです。

微生物の発酵生成物から成分を抽出したという清涼飲料水は、公表成分が「ナトリウム」だけでした。そういうものが500ミリリットル4500円程度もする価格で売られていたりします。

私が見るところ、多くの水ビジネス商品は水道水を飲んでいるのと変わりません。ただ、お金は失われていきます。

一番怖いのは、千葉真一さんのようにあるニセ科学にハマる人は、ほかのニセ科学にもハマりやすいということがいえることです。本当にきちんと多方面から考えなくてはいけない大きな病気になったときに、選択を間違えやすくなります。

【関連記事】
「4割が失敗するのにメリットなし」歯医者で絶対に受けてはいけない"ある治療"
「お金が貯まらない人の玄関先でよく見かける」1億円貯まる人は絶対に置かない"あるもの"
40代で一気に「顔の老化」が進む人が毎朝食べているもの
「野菜たっぷりなら良いわけではない」糖尿病患者にほぼ確実に不足している"ある食べ物"
ブッダの言葉に学ぶ「横柄でえらそうな人」を一瞬で黙らせる"ある質問"