インターネット広告の市場が拡大を続けている。その一方で、違法なネット広告も増えている。違法広告の実態に詳しいデトリタスの土橋一夫社長は「いまのネット広告は過激化するほど儲かる。しかも違法広告への罰則が軽いため、歯止めが利かない。消費者が身を守るには『ネットでは買わない』しかない」という――。

コロナ禍でも膨張し続けるインターネット広告市場

インターネット広告市場が拡大を続けている。

電通の調査によれば、2020年、インターネット広告市場は2.2兆円を超え、テレビなどのマスコミ媒体の市場規模と並んだ。