赤字13万5000円を約7万円にまで圧縮できたが……課題は多い
このように取り組んでみても、まだ家計は赤字。ローンを完済したり、自動車を手放したりすることができれば黒字に近づくと思われますが、すぐには難しそうです。塾の講習を調整するとともに、残る予定となったボーナスをうまく利用するようして、貯金額を減らさない工夫ができることを目標としました。
また、支出削減とは別に気になるのが、ご夫婦が無保険状態であることです。ご夫婦とも過去の入院や手術時には給付金を受け取ったというので過去には入っていたのでしょうが、これから病気をしがちな年代に、しかも貯蓄がない方々に医療保険がないのは不安です。
病気をしたら入れないと思っているようですが、中には持病があっても状況により加入できるものもあります。審査は保険会社がするので、通るかどうかはわかりませんが、一度検討して、申し込んでみてもよいと思います。
このようにして、鈴木家の家計は赤字13万5000円を赤字約7万円にまで多少圧縮できましたが、今のままではやがてマイホームを手放す、またはそれを担保にお金を借りることが必要になるかもしれません。ですが、今はまず家計を黒字にし、さらに小さくしていけるよう、支出について見直しを重ねていくしかありません。教育費は老後資金と綱引き状態であるということを、改めて思わされる方でした。
家計費コストカット額ランキング
1位 -2万円 食費
外食を減らす、食材の無駄をなくす、買いすぎに注意する。クレカでの支払額はメモをして総額をわかりやすく
2位 -1万2000円 妻の美容室、化粧品
化粧品の購入頻度、美容室での手入れプランを変えた
3位 -1万円 小遣い(夫)
夫の小遣いは1万円減。小遣いが必要と言っている場合ではない
4位 -7000円 自動車関連費
ETC料金がリボ払いの設定になっているため、遠方への外出頻度などを計画してもらう
4位 -7000円 その他
有料放送の契約をやめ、使途不明金を減らした
6位 -5000円 通信費
すでに格安スマホだったが、さらにプランの見直しをした
6位 -5000円 被服費(クリーニング費含む)
クリーニングの利用を必要最低限に。新しい衣類の購入も計画的に
外食を減らす、食材の無駄をなくす、買いすぎに注意する。クレカでの支払額はメモをして総額をわかりやすく
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3位 -1万円 小遣い(夫)
夫の小遣いは1万円減。小遣いが必要と言っている場合ではない
4位 -7000円 自動車関連費
ETC料金がリボ払いの設定になっているため、遠方への外出頻度などを計画してもらう
4位 -7000円 その他
有料放送の契約をやめ、使途不明金を減らした
6位 -5000円 通信費
すでに格安スマホだったが、さらにプランの見直しをした
6位 -5000円 被服費(クリーニング費含む)
クリーニングの利用を必要最低限に。新しい衣類の購入も計画的に