「For You感」のない営業マンは存在価値がない
②取りあえず、会えばなんとかなる系
客側の業界知識もなく、訪問先について知らずに、これといった準備もせずに商談に臨む営業マンも相手にとっては迷惑に違いありません。
迷惑というより「失礼」というべきでしょう。
私は「For You感」という言葉を使いますが、「御社のために」とか「○○部長のために」という意識が欠如した営業マンは存在価値を問われます。
その営業マンが担当する製品やサービスによって、お客さまがどんな恩恵を得るのかを分かりやすく伝えられない、「取りあえず会えばなんとかなる」と思っている営業マンは迷惑以外の何ものでもありません。
それをキッパリ伝えて逆恨みされるのも不本意でしょうし、場合によってはキズつけてしまう可能性もあるので、ここはフェードアウトするのがいいでしょう。
もう、会わなければいいだけの話です。
こちらも、営業マンからすると「2回目訪問ができない」ということになります。
以上が「迷惑営業マンの手口と撃退方法」になります。これらの営業手法は古い時代のやり方そのもので、今の時代に全く即していません。どうすれば忙しい営業先に話を聞いてもらえるのか、詳しくは拙著『〈営業サプリ式〉大塚寿の「売れる営業力」養成講座』(日本実業出版社)をご覧ください。