今年6月、男性の育休取得を促進する改正育児・介護休業法が成立した。そもそも、男性が育休を取得することは、どんな意味があるのだろうか。ジャーナリストの大門小百合さんが、脳科学の視点からリポートする――。
「こんな負担で“活躍”なんてできない」
育児は一人では大変だ。生まれて間もない赤ちゃんは、昼も夜も関係なく2、3時間おきにミルクを欲しがり泣く。母親は究極の睡眠不足でふらふらになる。そんな時、夫が仕事を休んで少しでもそばにいてくれたらと思う女性は少なくないだろう。
男性の育児休業を取りやすくするため、6月に国会で成立した育児・介護休業法の改正は、そんな女性たちにとっては朗報だ。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待