【誤解4】昼寝をしすぎると夜寝なくなる

誤解3にも関わってきますが、昼寝の仕方が夜の睡眠を大きく左右します。

監修は、三池輝久(みいけ てるひさ)。熊本大学名誉教授。小児神経科医。医学博士。日本眠育推進協議会理事長。熊本大学医学部発達小児科教授、熊本大学医学部附属病院長を経て、2008年に「子どもの睡眠と発達医療センター」を開設しセンター長を務める。
監修は、三池輝久(みいけ てるひさ)。熊本大学名誉教授。小児神経科医。医学博士。日本眠育推進協議会理事長。熊本大学医学部発達小児科教授、熊本大学医学部附属病院長を経て、2008年に「子どもの睡眠と発達医療センター」を開設しセンター長を務める。

昼寝を含む「1日の睡眠時間」がしっかり確保できていないと、子どもが機嫌よく起きていられる「活動時間」をオーバーしてしまい、疲れすぎてしまうことがあります。疲れすぎるとストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌してしまい、夜うまく眠れなく寝ぐずりや夜泣きに繋がることもあるのです。

アメリカでは「sleep begets sleep」という言葉があり、「睡眠は睡眠を生む」と言われています。日中十分睡眠がとれている子どもは、夜もトラブルなくぐっすり寝てくれるという意味になります。

このような赤ちゃんのねんねや育児について、さまざまな大人の思い込みによる誤解を知り、科学的に正しい知識を得ることで赤ちゃんのねんねトラブルを改善することができます。