【誤解2】泣いたらすぐに抱っこする

泣いたときにすぐに抱っこをすると、本来赤ちゃんがもっている、自力で寝る力を奪ってしまっている可能性があります。泣いたらすぐに抱っこせず、「あやしの段階」を試してみてください。

まず3分ほど見守る、泣き続ける場合は「①声であやす」。それでも泣いている場合は「②(背中)トントンであやす」。それでも泣き続ける場合は「③抱っこであやす」。そして、最終的に「④授乳であやす」。これらを続けてみることで声かけだけで寝てくれるようになることもあります。

昼寝をするのに最適な時間
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夜の就寝時だけじゃなく日中も同じです。

赤ちゃんが1人でリビングにいて、泣いたときにもすぐに抱っこするのではなく、顔が見えないところから「ママ・パパはここにいるから大丈夫だよ」と声だけであやしてみてください。そうすることで、ママ・パパは見えなくてもいるんだということを少しずつ理解してくれるようになります。

【誤解3】昼寝は明るい部屋で寝かせる

赤ちゃんの月齢によってその寝かせ方が大きく変わってきます。まだ昼夜の区別がついていない新生児~生後3カ月ぐらいまでは、生活音がある明るい部屋で昼寝をさせてあげましょう。生後6~12週の赤ちゃんで12~16時の間に光を浴びてると赤ちゃんのほうが浴びてない赤ちゃんに比べて夜の睡眠が安定したという研究結果があります。

しかし、生後3カ月以降は真っ暗な部屋で寝かせるようにしましょう。昼寝が短くて悩んでいる方、寝ぐずりがある場合は部屋を真っ暗にしてみるとすんなり寝てくれるようになる確率があがってきます。

1日で効果が見られなくても、1週間ぐらいは続けてみてくださいね。そのほか、月齢ごとの昼寝の回数や特徴は『マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』に詳細がありますのでぜひ参考にしてください。