選択肢は「ビジネス戦闘力が上がる会社」一択

では、何を判断軸にして会社を選べばいいのでしょう。

もし「これがやりたい!」というものがないのであれば、やはり重要なのは「稼ぐこと」になります。それも短期的に稼ぐのではなく、中長期的に稼ぐこと。

そして中長期的に稼ぐために必要となるものが、「ビジネス戦闘力」です。

つまりは若いうちに戦闘力を上げられるところに身を置くことが、会社を選ぶ一番の判断軸となります。

ビジネス戦闘力とはざっくりいうと、ヒト・モノ・カネを動かす力のこと。

つまり自分が動かすことのできる資本の大きさのことを、私はビジネス戦闘力と呼んでいます。

その人が動かせるビジネス規模とも言い換えられるかもしれません。

よく「手に職をつけておくと一生安心」みたいなことが言われますが、戦闘力をつければ、それ以上に安定した人生を送れます。

好きな仕事を、好きな時に、好きなだけできて、仕事にあぶれる心配もない。これこそが、本当の意味での安定ではないでしょうか。

30歳以降に自由な働き方をする人が増えていく

この先は「個の時代」にますます移行していくので、前述のように企業の駒として働くことが大きなリスクになるのと同時に、個としての実力=戦闘力を高めることがとても重要になります。

実際、若いうちからビジネス戦闘力を身につけ、30歳以降に自由な働き方をする人が、今後はますます増えていくでしょう。

では、なぜ個の時代になるのか。それは簡単な話で、個人での発信が簡単に行える時代になっているからです。

ネットのインフラが不十分だったこれまでは、会社は必要な人材を1人ひとり育成し、会社に対する忠誠心を高めることに注力してきました。

そのため縁故などのアナログな採用活動も、よく行われてきたのです。必然的に社員側も「この会社と一生添い遂げていくんだ」というメンタリティを抱きがちでした。