部下の対立はどんな組織にも見られるが、それによって組織がギスギスし、仕事の成果にまで影響を及ぼし始めたら――。そのとき上司はどう対応すべきか。

機能不全組織を正しい方向に導ける上司とは

どんな組織でも対立は起きるものだ。管理職は、自分の部屋にこもり、退職するまでずっと組織のない場所で暮らしたいという気分になることがある。

だが、対立を解消し、組織をよい方向にまとめることは可能である。対立の解消に上司が関心を注げば、多くの場合、よりよい結果が生まれるのだ。