最初から1000店舗やろうと言った
【正垣】あなたの一番いいところは、物事を大きく考えること。人間っていうのは目先のことを考えるだろ? だから自分の我欲が出るの。
自分中心になっちゃうわけ。だけどエネルギーは自分中心じゃないだろ? 私利私欲にならないから、大きいことを考える。
【村山】僕は、2店舗目は月にレストランつくると言っています。
【正垣】みんな、頭おかしいんじゃないかとか言うだろ?
【村山】言われます。
【正垣】俺がね、本八幡駅北口の1店舗目のときに、1000店舗やるって言ったから、誰も信用しない。でも、3店舗やろうとか考えないで、1000店舗やろうって考えた。
【村山】まさにそうですね。
【正垣】大きく物事を考えることが正しいって知ってたの。それしか方法がない。
【村山】根拠なく言ってるんですけれども、実際にJAXAから声がかかって、JAXAの本部で日本初の大規模な食事会をプロデュースさせてもらって。宇宙飛行士の人たちも全員来ていて。今度はISSの国際宇宙ステーションでレストランやろうよって言ってくれて。
【正垣】それはあなたの考え方で、どうするかだよな。あなたの考え方でそうなるわけだからな。
【村山】だから日本へのテイクアウトはウルトラマンにしてもらおうかなと思っているので(笑)。
世の中をより良くするために何ができるか?
【正垣】楽しいんだよね。そのことをやって、一番は困ってる人を助けること。熱エネルギーは熱いほうから冷たいほうにしか行かないから、方向が決まってるの。水だって高いほうから低いほうに行くだろう? エネルギーというのは、手をつないでいるときに、困ってる人を助けるためにある。
月でも何でもいいんだけど、目の前に困っている人がいたらその人を助ける。その人を幸せにできる。それが自分たちのエネルギーの資源なの。
【村山】本当にそうです。
【正垣】世の中がどんどん変化していって、より良く変化していくためにどうやって人のためになれるかっていうのも大きく考えられるといいわけ。
俺はもう世界一安くて美味しい本当の料理を出して、お客さんに本当のものを出したい。それも安く出したいっていうのが狙い。
迷ったらまた来たらいいよ。来たらあなたの考えてることはこういうことだって教えてあげる。
【村山】ありがとうございます。
【正垣】ちゃんと原因と結果があるの。物事は全て変化するけど、真理だけは変化しない。簡単だよ。ここまで来たんだから。
【村山】はい。信じてやっちゃいます!