幻想④「リモートワークは優秀な人のもの」
これも、多くの人が抱いている幻想なのではないかと思います。リモートワークで仕事を回していけるのは、特別なスキルを持っている人や、素晴らしい職務経歴を有している人だけだと考えていないでしょうか。
私は、リモートワークにおいては「相手を安心させられること」が最大の価値になると考えています。
安心感が得られるというのは、「その人に任せれば、やるべきことをちゃんとやってくれる」と信頼できること。約束を守り、役割を当たり前に果たしてくれることが大切なのです。その意味では、リモートワークにおいては「優秀」の定義も変わります。
よく「成果」という言葉を使いますが、ここには2種類の意味がありますよね。
誰しもの記憶に残るような大きな結果も成果だし、当たり前のことが当たり前に動いているということも重要な成果です。そしてよくよく考えてみると、世の中のほとんどの仕事は、後者でできていることがわかります。
「当たり前のことが、きちんとできる」
リモートワークでは、その事実が再評価されるのです。だから、リモートワークは決して特別な人のものではありません。
評価はとことん明快に
キャスターの中で活躍している人、評価されている人も、当たり前のことがきちんとできているメンバーです。
その成果は軽視され、職務経歴書にも書き表しにくいものでした。
実際に前職までの職務経歴はバラバラで、一般的にはあまり市場価値が高くないとされるようなプロフィールの方もたくさんいます。そんな人たちが、キャスターでは中心戦力として活躍し続けています。