「コロナの心配」よりも大切なことがたくさんある

今回の新型コロナウイルスに対する恐怖と不安の教訓は、私たちに重要な事を教えてくれます。

どんな理由であっても、過剰な恐怖と不安は私達が自分で理性的に思考する力を奪います。必要以上に、権威や他者への依存を高めます。必要もないのに街角に検問所が設けられて、陽性だと断罪され連れ去られるような世の中にしてはいけません。

まずは、一息いれて落ち着くことです。

私たちには無数の細菌とウイルスが付着しています。発症しなければ病気ですらありません。新型コロナウイルスであっても発症しなければ一時的に体に存在したウイルスの一つとして免疫システムが記憶するだけであり、私達は全く気付かないでしょう。それが普段の日常の出来事であり、発症していなければ免疫が勝っているので人にもうつしません。付着しただけかもしれません。それで良いのです。

何の悪さもしなければウイルスの存在を確かめる必要もありません。社会生活を送る中で、私達は気がつかないだけで細菌やウイルスを頻繁にやりとりしています。新しいウイルスは、次々にたくさん発生してきます。新型コロナウイルスは、私たちを通り過ぎて行ったウイルスの一つに過ぎません。

猛暑の夏には熱中症に気を付ける必要があります。洪水の被害の支援も必要です。甚大な被害を受けた経済の再建も必要です。コロナの心配以外に、私たちにはやらなくてはならないもっと大切なことがたくさんあります。自分の心に植え付けられた恐怖と不安を解消できるのは、自分自身しかいません。自分の足元を照らす明かりは、自分がともした灯火ともしびだけです。

新型コロナウイルスに限ったことではありません。これからも次々に作り出される恐怖と不安の罠にはまることなく、私達は自由に生き生きと暮らすことを目指しましょう。

English Abstract

The power to think and choose: Breaking away from fear and anxiety

Japan is one of the successful countries that incurred minimal damage from COVID‐19. Nevertheless, the people have been harboring fear and anxiety, which the media worsens. This scenario is becoming an increasing concern. We must keep in mind that even if virus epidemic is not the cause of fear and anxiety, it not only deprives individuals of rational judgment but also induces impulsive behavior. Regardless of minimal damage of COVID‐19, people tend to lose control of autonomous cognition and increase dependence on others, such as experts and officials. Therefore, I wrote my first column entitled “The new coronavirus epidemic is over: Going out on a journey.” To lead healthy lives, fear and anxiety should first be overcome.

【参考文献】
1.worldometer Japan
2.worldometer USA
3.1 July 2020 News Stanford researchers to assess favipiravir in Covid‐19 outpatients
4.東京都新型コロナウイルス 感染症対策サイト、旧モニタリング指標(4)重症患者数

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