同じ志を持つもの同士でゆるくつながる
ダイエット中、気持ちが挫けそうなタイミングというのは、何度も訪れます。そもそも、肥満の主な原因が社会経済状況という認識が一般化していない今、「太ったのは自己責任でしょ」といった意見に触れることも、肥満者には多いからです。そして、ダイエットは難しい。自分のクセもあるし、社会人には繁忙期も、歓送迎会も、新年会も忘年会も、「もうダメだ!」と思うシーンが無数にやってきます。
そんなときは、ぜひ、僕のSNSを見てみてください。これを書いた以上、僕はもう太れません……。今後は、太らないことが仕事です。でも、僕もまた新聞社の医療記者であり、毎日忙しくしながら、ここで明かしたエピソードのように、もがきながら自分なりの正解を見つけようとしています。
ダイエットの最大の敵に立ち向かっているのは、あなたひとりではありません。便利なSNSを活用しながら、同じ志を持つもの同士でゆるくつながり、それぞれのダイエットを成功させましょう。
ただ「えらい!」とだけ返すLINEグループ
もうひとつ、僕がダイエットする上で、使用頻度の高いアプリがLINEでした。身近すぎて「どういうこと?」と思われたかもしれません。
これは友人でありクリエイターの與座ひかるさんが考案した方法で、その名も「運動報告部」。LINEで仲のいい数名とグループを作り、運動をしたら報告。報告されたらただ「えらい!」とだけ返す、というのがルールです。社会人になって運動を始め、挫折することを繰り返してきた與座さんが、1年間運動を続けることができたテクニックだといいます。
詳細はぜひ「運動報告部」でインターネット検索をしていただきたいのですが、しばらく運動する期間が空いても責めない、自分も気にしないのがポイントとのことです。
運動して褒めてもらえるのはインスタ同様の効果ですが、友人とグループを組むことで現実の人間関係に寄ったコミュニティになります。すると人選にもよりますが「○○がやったのなら自分もやらなきゃ」と思う効果が強いのです。