性格や夫婦関係、生き方はやっぱり寿命を左右する――。悲観的に生きる人は、長生きできない。大規模調査が、それを証明している。ストレスと病気の関係、最新の研究結果を報告する。
楽観的な見方、悲観的な見方と寿命
「病は気から」といわれるように「こころ」と「からだ」は密接に関連し合っている。たとえば、楽観的か悲観的かといったものの考え方、人生に目的を感じているかどうか、このようなことでも体の健康に大きな影響を与え、寿命は変わる。楽観主義と悲観主義との分かれ道は、コップに水が半分入っているのを見て楽観的な人は「半分も残っている」と感じ、悲観的な人は「半分しかない」と感じる違いである。
あるいは昇進ウツというのがあるように、仕事で昇進すると、手放しに喜ぶ人もいれば、責任の重さにプレッシャーを感じ、ストレスになる人もいる。同じことを経験しても、それをどう解釈し、どう表現するのか受け止め方には個人差がある。その違いを生み出しているのが「性格」で、それが「からだ」の健康を左右し、寿命も変わるのだ。
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