逆境で前に進むことを秀吉から学んだ

吉川英治著の『新書太閤記』を読んだのは、私が中学卒業後に働いていた日本料理店の本好きの主人が勧めてくれたのがきっかけです。40数年前、私が青雲の志に燃えていた20歳の頃で、大きな感銘を受けたものです。

秀吉の魅力は、どんな逆境でも未来を信じ、むしろ逆境をバネにし失敗を教訓にして前に進んでゆく明るさとバイタリティです。

<strong>ロック・フィールド社長 岩田弘三</strong>●1940年、兵庫県生まれ。日本料理店で修業後、独立して飲食店などを経営。65年、神戸でフランス料理店「レストランフック」を開業。72年、ロック・フィールドを設立。「アール・エフ・ワン」「神戸コロッケ」など、現在は8つのブランドを展開する。07年春、新業態であるデリ&カフェ、「beOrganic」を立ち上げた。
ロック・フィールド社長 岩田弘三1940年、兵庫県生まれ。日本料理店で修業後、独立して飲食店などを経営。65年、神戸でフランス料理店「レストランフック」を開業。72年、ロック・フィールドを設立。「アール・エフ・ワン」「神戸コロッケ」など、現在は8つのブランドを展開する。07年春、新業態であるデリ&カフェ、「beOrganic」を立ち上げた。

主君である信長にどんなにひどく罵られ、ときには暴力をふるわれても、「昔の貧しさを思えばたいしたことはない」と言い切ってしまう。その信長を喪った本能寺の変も、秀吉にとっては大きなチャンスでした。そう捉えたからこそ、あれほど素早く行動して、主君の仇を討つ戦功をわがものにできたのでしょう。