日本の農業を守るために本当にすべきこととは
過去にカーリング娘が「韓国のイチゴはおいしい」と発言したことが話題になりました。詳細は拙記事で取り上げていますが、この時には韓国は日本のイチゴを盗んだ揚げ句、イチャモンレベルの言い訳をして自国産として流通させているのです。
日本の優れたフルーツが海外に流出することの問題点は、日本が国外におけるイニシアチブを失うことにあります。アジア太平洋地域におけるフルーツの存在感は年々、韓国がその勢力を高めています。World’s top exportsによると、2019年における生イチゴ(フローズンでないもの輸出量は韓国が5億2700万ドル、日本は1億9300万ドルと2.7倍もの差をつけられています。過去記事で述べた通り、韓国は日本のイチゴを使って外貨獲得に奔走しており、イチゴの他にも多数の品種を不当に栽培しているとみられます。これ以上、日本の農家の知的財産を流出させつづけてはいけないのです。
海外に流出し、現地で勝手に栽培されてしまうと、もはやロイヤルティの請求はもちろん、取り戻すことなどが極めて困難になります。日本の青果物をやすやすと奪い取られないための施策が求められている時だといえるのではないでしょうか。