フジテレビ系の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが死去。Twitter上で誹謗中傷を受けていたことが死の原因だったのではと、日本列島に衝撃を与えた。今回は、過去にネットで誹謗中傷されたことがあるウェブライターの女性たちに集まってもらった。
座談会の登場人物
A子さん:政経ジャーナリスト。元雑誌記者。婚活中。
B子さん:恋愛コラムニスト兼インスタグラマー。
C子さん:ファッションライター。女性サイト運営中。
D子さん:旅行ライター元ナレーター。1児のママ。

「デブ、ブス、オッサン」罵詈雑言の嵐

【A子】ウェブライターって、昔からSNSで誹謗中傷にあいやすい仕事だよね。名前や顔を出している人は特にそう。それでも、仕事上TwitterなどのSNSをやらざるをえないというジレンマ。書いた記事がバズると、一気に知名度が上がって、みんながSNSを検索し始める。それで、記事の内容が気に食わないと攻撃が始まると。

接続されている滞在=現在の滞在
写真=iStock.com/PeopleImages
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【B子】直接本人に感想が届くなんて、すごい世の中だよね。1度目をつけられたら、つぶやくたびに粘着される。

【C子】私は顔を出しているので、ブスとかデブとかババアとか、凄まじい時期がありました。私にケチつけるなら記事につけてほしい、外見や人格にまで口を出さないで。誹謗中傷で傷つく人に対して、「スルースキルがなさすぎる」っていう意見もありますが、そんな簡単な話ではないですよね。