その職場には、考え抜いて仕事をできる人がどの程度いるか

気軽に相談できること自体は強みですし、こういう時代ですから、たしかに情報自体はいくらでもあふれています。

浅田すぐる『説明0秒! 一発OK! 驚異の「紙1枚!」プレゼン』(日本実業出版社)
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ただ、「考え抜いて仕事をする習慣」のあるビジネスパーソンなら、そもそも不用意に周りに聞いたりしません。相談する時の言葉の数や、その頻度も最小限です。周囲で働く人たちの貴重な時間を過剰に奪ってしまう、なんてことはありませんから、これが働き方改革が目指す正しいデジタル化の姿と言えます。

本質は、「考え抜く力」の有無なのです。

あなたの職場には「考え抜いて仕事をすることができる」人がどの程度いるでしょうか? 「デジタル完結」を推進してしまって問題ないでしょうか?

コロナ対応の時流によって、「デジタル化=善」と盲目的に信じている人ほど、今回のような観点から思考を深めていく必要があるのではないでしょうか。

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