ロジックを超えた“強い意志”で動かす

28年間、カナダとアメリカに駐在したキヤノンマーケティングジャパンの村瀬治男社長には忘れられない記憶がある。

十数年前、キヤノン本社がデジタル複写機「GP55」を開発。キヤノンUSA社長だった村瀬氏に売り込みの至上命令が下った。しかし、アメリカではまだアナログへのニーズが強く、ディーラーたちは及び腰だった。どう説得するか。ディーラー大会で演壇に立った村瀬氏の口から咄嗟にこんな言葉が飛び出した。