一流と二流を分ける休憩時間の使い方

近年の体操界で、個人的に最も大きかった変化は、2006年の採点方法の変更です。

順天堂大学スポーツ健康科学部准教授 冨田洋之氏
順天堂大学スポーツ健康科学部准教授 冨田洋之氏(TAGARU=衣装提供)

10点満点が廃止され、上限のない採点方法に変わり、以前であれば、演技の中の10の技のうち、難しい技は2~3と決め、演技の質を上げれば高得点がとれたものが、極端にいえば10の技すべて難しい技に挑戦し、さらに完成度を高めて、加点を狙わざるをえなくなりました。当時現役選手だった私はその対応に苦慮しました。