彼の私生活での付き合いを覗き込んだようなツイートもある。
慎太郎いますか❓連絡ください⁉️
— 長州力 (@rikichannel1203) December 27, 2019
慎太郎いますか? 連絡ください!?
昨日は正男に声かけようと思ったけど大田区に行ってたんだな☀️山本が正男に会いたがってたよ‼️
— 長州力 (@rikichannel1203) January 7, 2020
昨日は正男に声かけようと思ったけど大田区に行ってたんだな 山本が正男に会いたがってたよ!!
文面、絵文字の使い方はLINEと同じ
慎太郎とは、長州の娘婿である。また、正男とは長州の盟友であるレフェリーのタイガー服部、山本は『KAMINOGE』の編集長の井上崇宏のことだ。その他、〈木藤先生〉〈栗ちゃん〉〈谷やん〉などぼくとも付き合いのある長州の親しい人物の名前が出ててくる。文面、絵文字の使い方は、ぼくのところにも、たまに送られてくるLINEと同じだ。ツイッターの説明に〈ツイートは本人、情報の告知などはリキプロスタッフがつぶやきます〉と書かれている通り、彼が書いたものだろう。
興味深いのは、型破りな使い方はしているが、問題が起こるようなことは書いていないことだ。長州は、ぼくたち、物書きを生業にしている人間に思いつかないような語彙の使い方をする。特に、嫌いだと思った人間の批評は実に辛辣だ。しかし、このツイッターではそうした言葉は含まれていない。彼は何が話題になるか分かった上で道化を演じることができる。そして、危ない一線を「またがない」男である。
それは彼の「SID(スポーツ・アイデンティティ)」とも関係がある。