スポーツ選手や芸能人が使うテク
せっかく子どもが習い事で優秀な賞をもらったのに、周りから嫉妬されてしまう。よくあることです。例えばピアノコンクールで入賞したとします。子どもの友達の母親から「入賞したなんて、すごいじゃない、それに比べてうちの子は」という嫌みや嫉妬めいた言葉をかけられたりする。親同士がこじれると、子どもがいじめに遭ったり、仲間はずれにされる心配があります。
嫉妬する人にとって何が気に食わないのかと言えば、その根底には「おまえだけがいい思いをしやがって」という悔しい気持ちがあるんです。
謙遜のつもりで「なんか知らないけど、そんなに練習していなかったのに」や「運がよかったみたい」なんて、棚ボタ的なニュアンスを漂わせれば、火に油を注ぐように嫉妬を肥大化させてしまいます。努力していないのに栄光を掴んだというのは大きな嫉妬や怒りを生みやすい。
ということは、これを逆手に取れば、嫉妬を回避できるわけです。努力していることを最大限に強調すればいいのです。実はこれはスポーツ選手や芸能人もよく使うテクニックです。
「日頃から血の滲むような努力と練習を積み重ね、それがやっと実った。でも最後は運も味方してくれたんだと思います。ここまで来られたのは一緒にやってきた仲間のおかげです。ファンのみなさんにも本当に感謝したい!」というヒーローインタビューなんかは参考になります。