【30人のグループ】

この規模になると、そのつもりはなくてもパーティーっぽい雰囲気になる。これより少ないとかなり親密な会になるが、30人を超えるあたりで、会の性質が変わる。ガヤガヤ感と活気が生まれ、何かが起きそうな雰囲気になる。一つのテーマを議論するには人数が多すぎるが、経験豊富なファシリテーターがいて会場の設定が適切なら、議論がうまく運ぶ。

イベントを成功に導くための人数

【150人のグループ】

次の区切りは100人から200人だ。カンファレンスの主催者にちょうどいい人数はどのくらいかと聞くと、100人から150人と答える人が多い。正確な人数はそれぞれ違っていても、「このくらいなら参加者全体に親密さと信頼が行き渡るし、大観衆という感じはしない」。

「スパーク・カンファレンス」は、メディアのリーダーたちが主催する実験的な集会だ。当初は100人を招待したが、70人程度の方がより親密な集まりになることがわかってきた。参加者がアドリブで議題を決める「アンカンファレンス」という会合は、100人程度がちょうどいい。