自信のないサラリーマンが見つけた究極のテクニック

17年前、田島さんが1年間の留学から帰って就職したはじめての会社は、国際見本市主催会社だった。新卒から1年のブランクがあるうえに、MBA保持者でもなければ、特技もない。

「期待に沿う仕事ができなかったらクビになるという“危機感”がいつもありました。私にできることは、ただ目の前の仕事にのめりこむことだけ」

(永井 浩=撮影)