メディアが1万回繰り返せば、それが“事実”になってしまう

もちろん条件が付きます。元婚約者が会見をしないまでも、文書を公表して、これまで小室母子のプライバシーを一方的に週刊誌に暴露してきたことを詫び、400万円という中には、かなりの額の贈与が含まれていることを認め、これまで小室母子を支援してきたことへの謝礼として受け取って円満に解決したこと、圭さんには眞子さんと幸せになってほしい、という一文を添えることが絶対条件でしょう。

貴方に聞きたい。金輪際おカネは返さないと決めたのなら、なぜ、弁護士を立てて元婚約者側と“交渉”を始めたのでしょうか。

上芝弁護士のこれまでのメディア対応も、首をかしげざるを得ないことが多々あります。どこまで貴方たちのいい分を分かって、代弁しているのか、心もとないと私は思っています。

話し合いをするということは、問題を先送りするのではなく、前向きに解決の道筋を探ることです。

週刊誌報道やテレビのワイドショーで流される宮内庁関係者など、出所のわからない伝聞推定情報で世論というものが形成されてきました。

当人たちに身に覚えのないことでも、メディアが1万回繰り返せば、それが“事実”になってしまうのです。

美智子上皇后の「乳がん」も、2人のせいになってしまう

ある週刊誌は、美智子上皇后が乳がんになったのも、貴方たち2人のことを心配してストレスを溜めたためだと報じています。

いくら牽強付会が得意な週刊誌でも、やり過ぎだと思いますが、これが貴方たちを取り巻くメディアの実態であることを、理解しておいた方がいいと思います。

週刊誌があることないことを書きたてようと、一つだけ崩せない真実があります。それは、眞子さんと貴方の「結婚への意志」が揺るぎないということです。

秋篠宮と紀子さんと眞子さんとの意思疎通のなさや、美智子皇后(当時)がこの婚約を解消させたいと考えていると報じても、必ず最後には、それにもかかわらず2人の結婚への強い意志は変わらないと書き添えています。