人工透析の中止は尊厳死ではなく自殺

2018年8月、当時44歳の腎臓病患者が人工透析中止を選び、1週間後に死亡した。患者が診察を受けた病院では、過去に20人以上の患者が透析を中止あるいは開始せずに死亡しており、医療のあり方として適切だったのか議論を呼んだ。

患者が自ら死を選ぶケースは、安楽死、尊厳死、自殺の3つ。尊厳死と安楽死は混同されやすいが、薬物などで積極的に命を絶つのが安楽死、延命治療を中止して自然に死を迎えるのが尊厳死だ。